和歌山県は28日、一人暮らしの60代男性が自宅で死亡しているのが見つかり、死後のPCR検査で新型コロナウイルスへの感染がわかった、と発表した。和歌山県での死亡者は2人目で、感染者数は計60人となった。
県によると、男性は今月19日、倦怠(けんたい)感があると親族に電話で連絡。21日にも体調不良を伝えていた。心配した親族らが26日に男性宅を訪ねると、室内で倒れており、すでに亡くなっていたという。
県警から連絡を受けた保健所が検体を採取し、陽性と判明した。男性には基礎疾患があったとみられるという。生前の男性から保健所などが連絡を受けた形跡はない、と県は説明している。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル